お手盛り介護、介護報酬減額か
2014年11月22日
厚生労働省によると、特定の意向に基づき、必要のない介護サービスをケアマネジャーが「ケアプラン」に組み込み、介護報酬を増やす「お手盛り介護」を減らす為、新たな改正を来年度から実施する可能性がある。ケアマネージャーが在職する居宅介護支援事業所は、本来、公正、中立な立場で利用者の状況に応じたケアプランを作成するが、特定の施設の意向を反映させたケアプランを作成し、繋がりのある介護事業所の利益優先で支援を考えたりしている実態を踏まえ、現在、全体の90%以上が特定のサービス提供事業者に集中している場合は、1件当たり2,000円減額されるが、減算対象を、引き下げる事や、すべての介護サービス事業者に範囲を広げる可能性がある。介護事業者の今後益々事業を運営していく上で厳しくなる事は間違いないだろう。